こんにちは。
福山の桜の開花予想時期は3月26日だそうですが、このところの暖かさで少し早まるかもしれませんね。
なかなか見頃が休日と合わず、雨が降って葉桜見物ってけっこうあります。
満開後は雨でも降ればあっという間に散ってしまうのが桜。
その、『潔さ』 がいいですね!
昨年もそうだったので、今年は時間を作って日本人の情緒に浸りたいと思っている渡辺です。
さて本日は、【中古住宅の購入時に地盤が心配なときの対処法と注意点】についてお伝えしたいと思います。

 

中古住宅の地盤のチェックポイント

中古住宅を購入するときに、地盤に関してチェックしておきたいポイントは、主に以下の4点です。

 

<中古住宅購入時の地盤のチェックポイント>

  • 新築時の地盤調査報告書を確認する
  • 役所で近隣の地盤調査データを閲覧する
  • 建物そのものに出ている症状をチェックする
  • 近隣建物・外構に出ている症状をチェックする

上記の4点のチェックポイントの詳細は以下の通りです。

 

○新築時の地盤調査報告書を確認する



その中古物件の築年数や売主にもよりますが、新築時点で地盤調査した際の資料が現存しているならば、その資料(地盤調査報告書)を閲覧して、確認することができます。

 

参考 : 【阪神淡路大震災後に制定され、2000年6月以降に地盤調査が実質義務付けられましたが、それ以前の物件であれば地盤調査報告書はほとんどない場合が多いです。】

 

古い住宅の場合、地盤調査をせずに建築していることもありますし、地盤調査をしていたとしても資料が何も残っていないということもあるため、入手できないことが多いです。

 

ダメ元で売主に地盤調査報告書が無いか聞いてみましょう。

 

地盤は時間の経過で自然と変化するものではないため、新築時の地盤調査報告書の確認ができれば非常によいことです。

 

○役所で近隣の地盤調査データを閲覧する

隣地や周辺の建物の状況を観察することで、地盤を判断するための参考情報を得られることもあります。

役所には、過去の地盤調査データがあり、それを閲覧することができます。

 

但し、購入を検討している住宅の敷地のデータがあるということは稀ですから、基本的には近隣のデータを参考として見る程度です。

 

地盤は同じ敷地内でも調査ポイントによって異なることもあるため、近隣の地盤調査データはちょっとした参考程度だとお考えください。

 

 

○建物そのものに出ている症状をチェックする



意外と有効な方法は、その敷地上に建っている建物の状況を診断する方法です。

 

 

住宅診断で地盤もわかる?

地盤が弱く、さらに建物を建築する際に適切な地盤改良工事や地盤補強工事を怠っている場合には、新築してから数年のうちに建物に影響が出てくることが多いです。

傾きや基礎・壁などのひび割れがその代表的な症状です。

つまり、中古住宅の購入前に、売主に承諾を得て、住宅診断(インスペクション)を利用して、傾きやひび割れ等の症状の有無を確認することで、地盤や地盤改良などに関して1つの有効な判断材料となります。

たとえば、築10年の中古住宅で軟弱地盤に起因するような症状が何も出ていなければ、今後、新たに軟弱地盤を原因とした建物の傾きが起こる可能性は極めて低いと言えます。

 

但し、購入した後に建物を建て替えるのであれば、注意が必要です。

現存する建物に傾きなどの症状がなくとも、それはその建物の重さ、各所への荷重のかかり方などが、地盤状況(改良工事等がある場合はそれも含めて)に合っているからであって、建替えによって建物の形状や重さが変わっても大丈夫だと言えるわけではないからです。

もちろん、建て替えるときには改めて地盤調査をするわけですから、その調査結果に合わせた地盤改良工事や補強工事をすることで対応できます(コストはかかりますが)。

 

建物の状況を把握するための住宅診断(インスペクション)ですが、実は地盤に関することも間接的に参考とすることはできるのです。

 

ひび割れは軟弱地盤?

○近隣建物・外構に出ている症状をチェックする

他人の家をあまりじろじろ見ていられるものではありませんが、敷地と道路の境界などにあるブロック塀などの外構部分の症状の有無もよい参考となることがあります。

 

たとえばブロック塀の傾きや亀裂は近隣の軟弱地盤が原因となっている可能性があります。

 

注意したいのは、こういった症状があれば全て軟弱地盤だと決めつけてはいけないということです。

 

原因の1つの候補として、軟弱地盤がありうるというだけのことですから、この点は誤解しないようにしましょう。



気になるようであれば、購入対象の物件が見つかったら早めに専門家に見てもらうことです。





今日は、この辺で