こんばんわ。
 
気付けば、あと10日もすればお盆という日々の移り気の速さに、驚いているFP不動産コンサルタントの渡辺です。
 
お墓参りの前に、終えておかないといけない案件に追われている今日この頃です。
 
さて今日は、主にデスクワーク中心の一日で、近日に契約を控えた土地の売買契約書の作成に勤しんでいました。
 
そんな中、先日相談にお越しになられた案件の中でも出た話しですが、けっこう知ってるようで『知られざる?年金制度』の優れた点をFP的に書いてみたいと思います。
 
皆さんは子供のいる家庭で、一家の主が亡くなった場合に国からお金が出ることをご存知ですか?
 
「知らない」という方も多いと思いますが、これは国の年金制度の中の遺族年金という制度です。
 
この制度のことをあまりよく知らずに「年金は払いたくない」と言ってる方をよくお聞きします。
 
まずは、遺族年金の国民年金と厚生年金との違いについてですが、サラリーマンで厚生年金を払っていて、奥さんと子供2人の4人家族で旦那さんが病気や事故で亡くなってしまった場合。
 
毎月約14万円くらいのお金が子供が18歳になる年まで支給されることになります。
 
厚生年金ですと子供が18歳になるまで毎月約14万円のお金が支給され、その後子供が18歳を過ぎると、中高齢寡婦加算が加算されて毎月約8.8万円のお金が支給されます。
 
しかし国民年金だと子供が18歳になるまで毎月約10万円のお金の支給があるだけです。
 
妻が65歳までに受け取る総額でみると、国民年金: 約2,025万円に対して、厚生年金: 約4,667万円となり、その差額 : 約2,642万円にもなります。
 
やはり払っている金額が違うので保障も大きく変わってきますね。
 
遺族年金だけで家族はやっていけるの?
 
正直、遺族年金だけで子供2人を養っていくことは非常に困難です。
 
子供が大きくなっていて奥さんの方がしっかり働ける環境が作れれば、遺族年金と給料を合わせて生活をすることはできるかもしれませんが、家族としての活動はほとんどできないでしょう。
 
子供にとっては、お父さんは亡くなっていないしお母さんは仕事でほとんど家にいない。
 
また国民年金の家庭だったら毎月約10万円くらいだけなので、もっと厳しくなることは容易に想像がつきます。
 
そこで必要になってくるのが生命保険なんです。
 
大切な家族が、一家の主が亡くなることによって経済的に生活が苦しくなるのを防ぐ唯一の方法です。
生命保険を考える場合、自分が死ぬ確率、死なない確率を考えるのではなく、自分が死んでしまった場合家族が経済的に困るのか?困らないか?を考え、『困る』と結論が出た場合に生命保険に加入をするのです。
 
国の社会保障だけでは国民を守ることができません。
 
そのできない部分を民間の保険会社に任せているのです。
 
だから年末調整の時に『生命保険料控除』といって生命保険に入ってお金を払っていると
いくらか戻ってくるんです。
 
こういうことを知って、年金や保険を毎月払っていくのと、知らずに払っているのとでは
納得感が違いますよね。
 
自分が毎月払っている税金や社会保障費や保険などで、自分はどんな権利を得ているのか?
 
このことは知っておくべきことでしょう!