おはようごうございます、もうそろそろ梅雨入りに入る気配の福山地方。
 
雨は苦手な渡辺です。
 
先日も相続絡みの土地の相談がありました。
 
いよいよあと半年で相続税の改正がありますので、今日は改正内容を書いてみたいと思います。
 
昨年25年3月に相続税と贈与税の改正が決定し、実際の改正の適用は来年27年の元旦から。
あと半年になりました。
 
確認のために、相続税のおもな改正事項はというと、
 
 
●相続税の改正
 
1. 遺産にかかる基礎控除額が引き下げられます。
   
   3,000万円 + ( 600万円 X 法定相続人の数 )
 に変更されます。
 
   今までの4割カットです。
   
   配偶者と子供2人が相続人の場合、
   現在は 8,000万円ですが、来年からは 4,800万円になります。
 
   相続人が子供1人の場合、3,600万円が基礎控除額になります。
 
   相続財産が基礎控除以下だと、
相続税の申告も納税も必要がありません。
 
   基礎控除を超えると、税金が発生する可能性があります。
 
   やはりこの点を不安に思われる方が多いようです。
 
 
2. 最高税率の引き上げなどで、税率が変わります。
 
   最高税率が50%から55%に上がります。
 
 
3. 未成年者や障害者の税額控除が引き上げられます。
 
   未成年者や障害者が相続人の場合、
   相続税を減額する制度があるのですが、
   その額が1.66倍ほどになります。
 
4. 小規模宅地特例が、拡大されます。
 
   いろいろと細かい要件がありますが、
   居住用の宅地や事業用の宅地の一定面積まで、
   80%や50%引きにすることができる制度があります。
 
   この限度面積が、ひろくなるように変わります。
 
   居住用の宅地は、240平米から330平米と広くなります。
 
   また、居住用と事業用の宅地を持っている場合の、
   適用面積も拡大されています。
 
   この小規模宅地の特例の効果は、非常に大きいです。
 
   5,000万円の土地が、1,000万円の評価に80%下がりますから。
 
   かなり細かい適用のための要件がありますので、注意が必要ですが….
 
 
来年から相続税の申告や納税が必要になる方は、今までより間違いなく増えます。
 
該当しそうな方は、早い段階から相続に備えることと、まずは現状を認識することが
 
最重要課題となるでしょう。