こんばんわ。
 
日中はまだまだ暑いですが、もう少しで『過ぎ去りし夏』になる今日この頃、なんとなく寂しさを感じるFP不動産コンサルタントの渡辺です。
 
さて本日は、注文住宅を建築される予定のある方には理解しておいて欲しい内容です。
 
マイホームを新築しよう!あるいは購入しよう!そう考えておられる方のほとんどは、設計図どおりに家が完成していると思っておられると思います。
 
ところが建築に詳しい人に言わせれば、図面と完成現場が多少異なるのは、やむを得ない実情ということになるそうです、、、
 
だからこそ、着工時の設計図面の他に、本来なら「竣工図面」を提出するのです。竣工図面とは、完成した家そのままの状態を図面にしたものです。
 
施主さんが工事中に追加変更した部分は当然、「勝手に」現場で変更した箇所もしっかり載っています。
 
しかし、現実は個人の住宅で、竣工図面など出している会社はないでしょう。なので、施主さんは設計図通りにできていると思い込んでいるのです。
 
例えば「勝手な変更」の例とは、玄関たたきの上を3.5mの高さの天井で設計していたのが、現場都合により、2.6mの普通の天井になっていたというもの。
 
現場の職人サイドの言い分としては、「配管が出てきたので隠すために天井を低くした。」というもので、現場監督さんも了解していたとのこと。
 
しかし施主側としたらとんでもないことで、これがこの家の売りなのに勝手に変えてもらっては困るといったことになり、後日大きなトラブルになったというケース。
 
まだ、このように見える所ならわかりやすいのですが、隠れた箇所での変更はどうなっているのか目視できないため知る由もないということになってします。
 
しかし、実際の現場では多かれ少なかれ作業の手間と工期の関係上、意匠やデザイン、主要構造上影響がない場合に限り、若干の変更はやむなしというのが一般的な慣習となっているのが実情です。
 
特に注文住宅は、施主と打ち合わせしながら工程をこなして行くので、施主都合により『無理難題的な』軽微な変更の依頼も多々ある為、完成した時に設計図面とは多少違う場合があるのです。
 
注文住宅の建築とは、施主都合と現場の職人都合の両面がある為、当初の設計図面とは多少違う場合があるものだと理解しておいてください。