こんばんは。

9月も終わりを迎えてまいりました。

いよいよ秋本番を向かえて、住宅・不動産業界も再来年4月の消費税10%を見据えて、購入を検討している人の動きが活発化して来ました。

その背景には、消費税増税のみならず、史上最低の超低金利で住宅ローンが借りられるチャンスの時期であることが大きいのです。

本日は、その住宅ローンの審査について銀行がどのあたりを審査基準としてみているのか、その内容を書いてみたいと思います。

住宅ローンと聞くと、審査が厳しくて、申し込む前から尻込みしてしまいがちですが、以下に説明する事前審査の内容を見るだけでも、少し敷居が低くなるはずです。

なぜなら、住宅ローンの事前審査の内容項目はどの銀行・金融機関でもほぼ同じなのですが、各項目の具体的な審査基準がまったく異なるのです。

どこからをOKとして、どこまでをNGとするか、に関してはものすごく幅があるんです。

では、その「幅」とは何なのか、

住宅ローン事前審査の内容の解説と併せて、ご紹介します。

さて・・・住宅ローンの事前審査の内容として

各機関でほぼ共通しているのは以下の3点です。

(1)勤務先・勤務形態・勤続年数

(2)返済負担率

(3)他の債務や返済履歴

勤続年数も短いし、借金もあるし、もうダメだ・・・なんて思わないで下さいね。

だいたい皆さん、ここで諦めてしまうんですが、

住宅ローンの事前審査の「内容」と「合格基準」は別モノです。

私達が見るべきは後者の「基準」です。

それでは各内容ごとの基準の幅をチェックしていきましょう。

(注記)

これからあれこれ述べていきますが、最終的に審査に通るか否かなんて、 実際に申し込んでみない限りは分かりません。

最近、住宅ローンにも一括審査申し込みサービスがありますので、

審査に不安のある人などは、特に利用するべきでしょうね。

⇒ 一度の入力で複数金融機関へ住宅ローン審査申込

(1)勤務先・勤務形態・勤続年数

住宅ローンの事前審査に通るには・・・

比較的大きな会社に正社員として長年勤めていないとダメ!

そうなふうに思っていませんか?私はそんなイメージを持っていたんです。

でも調べてみると、そうでもないことが分かります。

勤務先についてですが、

大企業と中小企業とでは「延滞確率」に差があることから、会社規模も事前審査の内容に入ります。

働いている会社の大きさによって住宅ローンの延滞の確率が違う

という実証データが出てしまっているんですね。残念ながら。

しかし、よほど優良顧客に固執している全国展開している銀行でもない限り、

今どき勤務先の規模だけで住宅ローンの事前審査に落ちることはまずありません。

とくに地方銀行や信用金庫、JAなど・・・地域に根ざした金融機関であれば、ますます関係ないですね。

勤務形態は、よく知られているように原則正社員が求められますが、

最近の住宅ローンの傾向として、

派遣社員や契約社員でも定期収入があれば問題なしとする商品が増えてきています。

ただし、金利が高めに設定されていることがありますけどね。

勤続年数は、勤務形態にかかわらず一般的に2~3年以上とするところが多いようですが、これに関しても、転職を繰り返していてもほぼ一定の収入があることを証明できれば、それほど問題にされません。

住宅ローンの事前審査の内容としてマズイのは・・・収入に空白期間がある場合くらいでしょうね。

(2)返済負担率

住宅ローンの事前審査の内容を知る上で、

「返済負担率」という言葉はぜひ覚えておきたいところです。

これは年収に対する住宅ローンの年間返済額の割合のことで、年間返済額÷年収で計算します。

これも各金融機関によって事前審査の基準はかなり異なります。

例えば某金融機関の規定では、

年収300万円以内は25%、400万円以内は30%、400万円超は35%以内ですが、住宅金融支援機構の『フラット35』の基準だと、年収400万円未満は30%以内、400万円以上は35%以内だったりします。

これって、けっこうな違いです。

この住宅ローンの事前審査の返済負担率は公開していない金融機関もありますが、いくつかの金融機関の返済負担率で実際に自分が事前審査の基準に達しているかどうか、ぜひ試してみて下さい。

各金融機関でかなり幅があることが分かるはずです。

なお、現在返済中のマイカーローン、教育ローン、カードローンなどの

他の借入れがある場合は、その返済額も年間返済額に含めて計算されますので、試算する場合は現在の自分の総借入額を把握する必要があります。

(3)他の債務や返済履歴

住宅ローンの事前審査の内容として、私がもっとも恐れているのが、コレです。

銀行などの金融機関は、住宅ローンの事前審査を受け付けると、

個人信用情報機関でローン申込者であるあなたの過去の返済履歴や延滞歴、

他のローンの借入残高などを照会します。

書類や口頭でいくらごまかしても、データとして証拠が残っているので、

借金の下手な隠ぺい工作は打たないほうが得策です。

そんなことをするよりも、正直に申告して、

それでも住宅ローンの事前審査を通してくれる金融機関と

今後、長くお付き合いしていけば良いだけです。

個人信用情報機関の内容を、事前審査としてどれだけ重要視するかも、各機関でかなり違います。

信用情報が汚れていても、少しづつ状況を改善させようとしている意図が伝われば、長い目でみて、事前審査を通してくれるケースも多いと聞きます。

審査担当者によっても違うという話もありますし、借金に関して身に覚えがある人も、住宅ローンの事前審査に通る可能性はゼロではないので、ぜひ諦めずに住宅ローンを貸してくれるところを探しましょう。

このように住宅ローンの事前審査の内容は各機関で共通しているものの、合格(?)基準はまったく異なることがお分かり頂けたと思います。

それを理解した上で、自分にあった銀行を選ぶ事が大事になってくるわけです。

当事務所では、そのお手伝いをさせて頂いていますので、初回2時間無料相談をご利用になさってください。

 

今日はこの辺で